TOSHIKI KADOMATSU Performance2019 “Tokyo Boys&Girls” in 広島/岡山
この度、角松敏生さんのコンサートツアーに、中国地方の2Days、クワイアーとして参加させていただきました‼️
《東京少年少女》と言うミュージカル仕立ての30分強のコーナーに参加以来を頂き、我らがシャイニングからは、紫藤・羽仁・熊本のインストラクター達と、今回は生徒さんからも1人加藤勇輝君に参加頂き、その他広島で活躍中のシンガーの方々も混じえて計7人で4声のアンサンブルに挑戦!!!!
このブログを通して、プロの現場とボーカル力について少しでも勉強していただける事を願って、写真も混じえてレポートさせていただきます。🎤😁
今回のご依頼はかなり難易度の高いものでした。
「紫藤、中国地方でクワイアーとダンサーをアレンジできるか??」と言う、角松さんからの1本の電話をスタートに「修行🙏」は始まりました。
「東京少年少女」は、全5曲。 お話が続くミュージカルのように、高校生達の思春期やイジメ問題、勉強や人間関係を描いてある作品です。(2020年には、東京でミュージカルとしての公演が決定しています)
今回の角松さんのコンサートには、ツアーメンバーの中に元劇団四季のトップであり、演劇界の花である”吉沢梨絵”さんと、ラプンツェルの日本語版「自由への扉」等で有名な”小此木まり”さん達がご一緒されている事に、一緒に声を合わせる私達の興奮は最高潮に☝︎☝︎✨😁💨
届いた音資料は4声で、Cho1のハイトーンには羽仁先生。 このパートは吉沢さんや小此木さんも一緒に歌われるパート。ただ高い声がコントロールよく出せるだけではダメ❌ 彼女達の声質の倍音に調整しながら、25分間歌い続けられる喉と技術を持ち合わせていないといけません。
Cho2は紫藤と熊本先生。声楽出身ありながら、昭和歌謡〜ポップス〜JAZZまで歌いこなす柔軟な表現力と羽仁先生の声の倍音に近い所を持つ熊本先生と、MID的倍音の紫藤のパワフルボイスを重ねて同じパートを歌う事で肉厚に、、、
Cho3は、女性には低いし男性には高い、、なにせA4(ラ)のキーが連打のように出てくる、角松さんの主旋律と同じ部分が多いパートなので、普段GRAYを好んでバンドで歌っている生徒の加藤君の少し湿度感のある強めの声にスピード感を期待し、低音が得意な女性ボーカルを合わせる事で一番難しいアンサンブルの軸となって頂きました。
Cho4は、今回の演目には一番重要な安定土台ポイント!! ここは、LOWからHiまで自由に声を操れる、人間楽器のようなベテラン男性ボーカル2人にお願い‼️🙇💦
しかし、この男性ボーカル3人の人選は本当に難しかった😭💔 紫藤、自暴自棄になりかけました 笑
最後に、過去に一緒に角松さんのステージに立って頂いた、確実な耳と的確なボーカル指導が出来る西谷先生の耳をお借りして、この7人をまとめてもらうディレクターとなって頂き練習スタート🎤🎶💃💃
ダンス部門の担当をお願いした、広島のダンススクール「ダンススタジオFLEX」のYOSHIO先生が、クワイアーの振り付けも、ダンサーさん達とシンクロするように作って頂き、更に練習はハイレベルなものに😅 完成した時のステージの一体感を想像すると鳥肌が立ち、弱音ははいていられない‼️と各々を鼓舞しながら7人で頑張りぬきました🏁
角松さんの楽曲は、本当に職人として作り上げられておりまして、、毎回、普通に3度や5度でなんてハモらせてなんてもらえません😂 練習は苦しい💦でも、出来上がった音の織りなす芸術には、歌っている自分が参加できた事の奇跡を噛み締めてしまうのです。🌟
今回は、10代の彼らのザワザワしたような気持ちも音に現れているので、コーラスがコードにわざとぶつけてあったり、パート別に練習しても正解が見えないという落とし穴もありました。 でも不思議と自分を信じて練習を続け全員で音を合わせるとナントモ凄いアンサンブルとなるように計算されています。
ビブラートをかける? 声を倍音のどの位置で出す? まわすコブシのタイミングを合わせる! この拍数が終わるまでひたすら真っ直ぐ音をのばす!
ボーカルの基本中の基本が弱いと、出来ない事が盛りだくさん💪✨
長いブログとなりますが、ここまで読んで頂いてありがとうございました。 次回は、写真も混じえてステージや本番の様子をお届けします😆❤️
広島本校の紫藤でした💐